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「魔王を倒し世界に平和を齎した勇者アルバ！かっこいいよねー」
「憧れちゃうよな。俺一回会ってみたいよ」
「どうすればアルバみたいに強くなれるのかな？」
「私は勇者アルバの一番弟子なんです！」
「ねえねえ勇者アルバとレッドフォックスって同一人物らしいよ！」
「嘘！？うちの親戚レッドフォックスに助けてもらったことあるんだけど」
「西の洞窟に住みついたドラゴンをどうしましょう。勇者アルバでにでも頼めればよいのですが……」
「アルバさんどうしてるかな」
「勇者アルバにサイン貰っちゃったぜ！」
「今お城の牢屋に閉じ込められてるんだっけ。酷いことするよなー」
「出してやればいいのに！みんなこんなに勇者アルバを必要としてるんだから」
「うおおすげえ！アルバくん真面目な雑誌の表紙になってる！でも全然似てない！」
「町興しに勇者アルバの名を使いましょう。まんじゅうと……あと何がいいですかな」
「レッドフォックスの方が通りがよいのでは？手ぬぐいも作りますか」
「なんや面白そうなことなっとるやん」
「ああ、娘は無事だろうか……こんな時勇者アルバがいれば……」
「ボクもアルバみたいな勇者になるんだ！」
「魔力持ちとは言え勇者です。国威発揚には利用すべきかと」
「また会いたいわねえ勇者アルバ。とってもいい子だったわ」
「裏の森にオーガが出たって！最近魔物増えすぎだろ！」
「世界に穴が開いた影響だろうか。討伐隊は……」
「勇者アルバが来てくれるみたいです！」
「勇者アルバのお蔭で我が国の威信も高まっておるな！流石わし直属！」
「伝記が出版されるんだってー」
「……勇者さん」
[2回]